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エアコンと冷蔵庫のリサイクル料金が高いわけ~分解は環境破壊につながる恐れアリ~

エアコンと冷蔵庫のリサイクル料金が
他の家電と比べて高いのには理由があります。
それは、冷媒として使われているフロンガスの回収・破壊という
特別な処理が含まれているからです。

フロンとは、日本でのみ用いられているコトバで
正式には「フルオロカーボン」という物質の総称です。
もう少し、範囲を狭めると
フロンの一種である「CFC(クロロフルオロカーボン)」
日本では「特定フロン」とも呼ばれるものを指しています。

かつて、昔には人体に害がない「夢の物質」として
冷蔵庫の冷媒をはじめとして、スプレーや発泡剤などに
さかんに使われていた物質です。

しかし、1970年代になって
成層圏でオゾン層を破壊する作用があることが分かったため
CFCは1995年をもって、世界的に全廃されています。

現在では、その代わりとして
同じフロンの一種である「HCF」や「HFC」が使われています。
このふたつは「代替フロン」と呼ばれ
オゾン層をほとんど破壊しないということで使われるようになりました。

しかし、この代替フロンについても
炭酸ガスに比べて、約1000倍を超える温室効果を持つことが分かったため
代替フロンも含めて、使用機器の廃棄時には
それが大気中に放出してしまわないように
回収・破壊するのが世界的な傾向となっています。


日本でも、家庭用はもちろん、自動車のエアコンや業務用冷蔵庫
自動販売機などについては、いっそう厳しいルールがしかれています。
地球の環境を保護するため、家電リサイクル法に従って
自分で分解などせずに、正しく廃棄処分するように心がけましょう。


「有限会社 原町電器産業」は、沼津市原にある地域密着の電気屋さんです。
パナソニックの各種家電を取り扱っており

ご家庭の家電について、なんでもご相談承っております。